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売れる民泊をつくるための空間デザインの考え方

「なんかいい」と感じて、ついクリックしてしまう民泊

民泊を探しているとき、
**理由はうまく言えないけど「なんかいい」**と感じて、
ついページを開いてしまうことはありませんか?

写真を見た瞬間に、

  • ここ、良さそう
  • なんとなく落ち着きそう
  • 泊まった時間が想像できる

そんな感覚でクリックしていることが多いと思います。

僕自身、京都で民泊を運営しながら、
同時に利用者としても宿を探しますが、
最初のクリックはほぼ感覚です。

今回は、
その「なんかいい」と感じる正体を、
売れる民泊の空間デザインという視点から整理してみます。


その感覚は、偶然ではない

「なんかいい」は、
センスや才能の話だと思われがちです。

でも、実際にいろいろな民泊を見比べていくと、
その感覚には共通点があると感じています。

たとえば、

  • 写真がやけに落ち着いて見える
  • 生活感があまりない
  • 色数が少ない
  • 光が柔らかい

こうした要素が重なったとき、
人は「なんかいい」と感じやすい。

つまり、
この感覚は偶然ではなく、ある程度つくることができる
と考えています。


売れる民泊に共通する「非日常性」

民泊の空間デザインで、
一番意識しているのは 非日常性 です。

非日常性というと、
特別な設備や派手な演出を想像されるかもしれませんが、
僕が考えているのは、
日常から少しだけ逸脱している状態です。

逆に言うと、
どれだけ立地が良くても、
空間に日常感が強く出てしまうと、
その瞬間に「家っぽさ」が出てしまいます。

民泊は、
「寝る場所」以上の体験を求められる時代に入っていると感じています。


日常感が出てしまう民泊の共通点

実際に相談を受けていて多いのが、
「悪くはないけど、印象に残らない民泊」です。

話を聞いていくと、
家具や雑貨が どうしても日常寄り になっているケースが多い。

ここははっきり書きますが、
IKEAやニトリは、僕は使わないと決めています。


IKEA・ニトリを使わない理由(正直な話)

理由はとてもシンプルで、
身に覚えがありすぎるからです。

自分の家でも使ってきたし、
友人の家でも見てきたし、
オフィスでもよく目にする。

つまり、
完全に日常の延長線上にあるものなんですよね。

もちろん、
IKEAやニトリが悪いわけではありません。
ただ、民泊という「非日常を提供する空間」においては、
プラスチック感や量産感が出やすく、
どうしても生活感が前に出てしまうと感じています。

だからこそ、

  • 雑貨は一つひとつ選ぶ
  • そもそも置かない

という判断を大切にしています。


照明が民泊の印象を決める

空間デザインの中で、
照明はかなり影響力の大きい要素です。

日本では、
シーリングライト一灯で部屋全体を明るくする文化がありますが、
これはどうしても日常感が出やすい。

売れる民泊では、

  • 直接的な光を避ける
  • 白っぽい光ではなく、暖色を使う
  • 間接照明を多用する

こうした工夫をしています。

照明を変えるだけで、民泊の空気は一気に変わります。


立体感と余白という空間デザイン

機能性や居住性だけを考えると、
空間はどうしても平面的になります。

でも、

  • 照明をぶら下げる
  • あえて段差をつくる
  • 物を減らして余白をつくる

こうした工夫を入れることで、
空間に立体感が生まれます。

物が少なくなると、
自然と色数も減り、
写真で見たときの印象もまとまりやすくなります。

この 立体感と余白 が、
「なんかいい」と感じる大きな要因だと思っています。


「なんかいい」は感覚ではなく設計

民泊のページを見て、
「なんかいい」と感じてクリックする。

その感覚を分解していくと、

  • 照明
  • 立体感
  • 余白
  • 生活感のなさ

要素は意外とシンプルです。

だから僕は、
「なんかいい」は感覚論ではなく、設計できる
と考えています。

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